カタログ volume13
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ピクチャーレール■ 理想的な展示キャップピン安全荷重50㎏安全荷重50㎏■ 安全性を高める展示高い安全性を実現するには、個別の製品のスペックだけでは完全ではありません。例えば、レール強度、フック・ワイヤ各1個(本)の推奨荷重が50㎏であれば100㎏の作品を2本のワイヤで吊すことが可能だと考えられます。しかし、展示作業中、片方の作業者が手を滑らせたり、場合によっては片方づつ吊るすような作業も考えられます。このような場合、片方のワイヤに全荷重がかかることになり事故の原因となります。2本で吊るす場合もワイヤ1本で支える推奨荷重をお守りいただくことが人為的なミスや不慮の事故から大切な作品を守る最小限の要素となります。●ランナー式フックはランナー挿入口のあるランナーレールが必要です。フリータイプのフックの場合、ハンガーセットAをイラストのようにフック部に引っ掛けます。ワンタッチタイプのフックの場合、ハンガーセットBをイラストのようにフック先端の挿入口からワイヤの先端が上部に当たるまで差し込みます。ワイヤを外すときはピンを押し上げワイヤを抜きます。フック部から出たワイヤを持ち、もう一方でキャップピンを押しながらハンガーの位置を調節します。ハンガーはキャップピンを離すとロックされます。ピンOA533ピクチャーレールピクチャーレールは、「天井面付用」と「壁面付用」を基本に、設計段階で取付ける「先付タイプ」、仕上げ後に取付ける「後付タイプ」があります。フックフックは動かないように固定できる「固定式」、固定を要しない「引掛式」、移動が容易な「ランナー式」に分かれそれぞれフリータイプとワンタッチタイプがあります。ハンガーセットハンガーセットは、ワイヤとハンガーの組合わせで重量物用から軽量物用まで使用目的にあわせてお選びいただけます。ピクチャーレール「コレダーライン」の基本構成ピクチャーレール

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